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肥大型心筋症とライフスタイルプラン

肥大型心筋症と妊娠・出産

監修:高知大学医学部 老年病・循環器内科学 教授 北岡 裕章 先生

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妊娠および出産のときに、母体の血液量や心拍数はダイナミックに変化をします。血液量は妊娠28週~32週ごろには約1.5倍に増加すると言われ1、心臓の疾患を持つ女性にとって妊娠30週前後が最も心不全が起こりやすい時期とされています1

画像:妊娠および出産

ほとんどの肥大型心筋症の低リスクの女性は安全に妊娠・出産が可能ですが、おおよそ2~4割の方に心不全、血栓症、不整脈などがあらわれたという報告があります1。妊娠前に“運動時の息切れ”があった方、閉塞性肥大型心筋症の方、妊娠前から肥大型心筋症の薬物療法をされていた方では特に注意が必要です1

画像:妊娠した方

すべての方にとって、妊娠・出産は人生の一大イベントです。妊娠・出産の準備には医師とよく話し合い、ご自身の心臓の状態と相談しながら進めていくことが大切です。

  1. 心筋症診療ガイドライン(2018年改訂版)、日本循環器学会/日本心不全学会合同ガイドライン