患者さんインタビュー
70歳・男性・元会社員の場合
監修:高知大学医学部 老年病・循環器内科学 教授 北岡 裕章 先生
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年に1回の人間ドックの心電図検査が診断のきっかけ |
若い時から家の近くの病院で年に1回の人間ドックを受診していました。ある年の人間ドックで「心電図検査に異常があるから詳しく調べた方が良い」と言われました。特に気になる身体の不調はなかったのですが、血液検査や心臓超音波検査などの検査をして肥大型心筋症と診断されました。
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外来で10年ほど経過観察 |
肥大型心筋症と診断されましたが、医師からは外来の経過観察を勧められました。1年に1回のペースで外来を受診して血液検査、心臓超音波検査、ホルター心電図などの検査を毎年受けました。自分としてはそれほど日常的な生活にもほとんど異常を感じなかったですし、体力的にも少々の運動をやっても平気だったので特に病気のことは気にかけていませんでした。
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ホルター心電図で心房細動が見つかる |
いつものように年に1回の外来受診でホルター心電図検査(病院外で24~48時間の連続した心電図記録を行う検査)を受けたときに、「心房細動という不整脈がでている」と言われました。胸がドキドキすることが最近あるなと何となく思ってはいたのですが、まさか肥大型心筋症と関係があるかもしれない症状だと思わなかったのでびっくりしました。
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気になったら・困ったら、医療機関の受診を |
心臓の病気だけでなく、様々な病気を予防する上でも、あるいは早期に発見して治療をするためにもやっぱり定期的な健診や人間ドック等の受診をするっていうことは、ぜひお勧めしたいです。
* | 病気の診断は症状だけでなく、検査等を含め医師が総合的に判断するものです。気になる症状がある場合はお近くの医療機関を受診しましょう。 |